引き止めに合い退職交渉が難航(失敗)して進まない!おすすめの退職方法

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仕事を辞めると上司に伝えたのに「辞めないでほしい」と引き止められてしまった…。

「なぜ辞めたいのか」としつこく問い詰められ、つい給料のことや残業のことを口にしたら「給料を挙げて残業を減らすから残ってくれ」と言われてしまった…。

次の就職先が決まっているのに「人手が足りないからあと半年は残ってくれないと困る」と言われてしまった…。

このように、退職を希望しても会社側からの引き止めに合ってしまうというケースがよくあります。
退職日の交渉で難航したり、時には失敗して結局辞められずにズルズルと残ることになってしまったり…という事態に陥らないために、本記事で引き止め対策法とおすすめの退職方法をチェックしてみてください。

引き止めで退職交渉が難航するととにかく疲れる

引き止めの最大の難点は、退職希望者を疲弊させることです。
来る日も来る日も「辞めないでくれ」「考え直してくれ」と言われ、何度も話し合いの席を設けられ、しつこく条件改善案を出され…と、そんなことをやっているうちに、心身共にどんどん疲れていき、正常な判断ができなくなっていきます。

すると「もう面倒だから、いいや」と投げやりになってしまい、結局退職を諦めてしまったり、会社側から提示された条件を飲んでしまったりします。
そして、いざ会社に残ることが確定してから冷静になって後悔する…という結末になります。

引き止めを阻止するための6つの予防策

とにかく疲れる「引き止め」を阻止するために、6つの予防策を張っておくことをおすすめします。

1.次の就職先を決めてから退職する

在籍中から転職活動をして、内定をもらってから退職すると伝えることで「もう次が決まっているから絶対に退職しますよ」という姿勢を示すことができます。

2.絶対に辞めるという意思は固く

「辞めたいなぁ」や「辞めよっかなぁ」ぐらいの軽い気持ちで退職に臨むと、そもそも気持ちがグラグラしているため、簡単に引き止めに合います。
「辞めたい」と心から思ったら「何を言われようと、何をされようと、絶対に辞める!!」という意思を固く持ち、断固として引き止めに応じない姿勢を貫き通しましょう。

3.退職理由で会社への不満は伝えない

退職理由として「給料が低い」や「残業が多い」、あるいは「連休が無い」など、就労条件を中心とする会社への不満を伝えてしまうと、「だったら、条件良くするから残ってよ」と言われてしまうリスクが上がります。

4.のっぴきならない事情を引き合いに出す

のっぴきならない事情というのは、仕事に対する思いやキャリア云々ではなく

  • 引っ越し
  • 結婚や出産
  • 介護などの家庭の事情

の3大「どうしようもない理由」のことを指します。

結婚、出産に関しては、事実でないことを伝えるのはNGなので、本当に結婚や出産の予定がある人しか使えませんが、引っ越しや家庭の事情はどうとでも説明できるので、いざとなったら切り札として用意しておくと良いです。

5.余裕を持って退職日を設定する

引き止める会社側の事情としては「え!?そんな急に辞められたら困る!」というものがほとんどです。
特に人手不足の企業は、この理由で引き止めることが多いため、退職日は余裕をもって設定しましょう。

「明日辞めます!」や「来週辞めます!」というのはあまりにも身勝手です。
規定に則って1ヶ月前、2ヶ月前、あるいは3ヵ月前、など、職場に迷惑をかけないタイミングで退職したい旨を伝えるように心がけると良いです。

6.引き継ぎについて自分なりに計画して伝える

引き止める理由のひとつに「引き継ぎはどうすんのさ!」というものがあります。
この引き継ぎ問題についても、自分なりに計画を立てておいて、それを上司に伝えることによって、しっかりと引き継ぎができることをアピールできます。
すると、安心して退職を認められるようになるため、漠然とした不安の中での引き止めというものがなくなります。

予防策を張っている余裕が無い!もしくは予防策を張ってもダメだった!という人は退職代行を頼るのがおすすめ

ここで紹介した予防策の半分は「余裕」を必要とするものでした。

次の職場を決めておくためには、かなり前もって転職活動を始める必要があります。
迷惑をかけないタイミングで退職の意向を伝えるということは、それから数ヶ月間は勤務し続けなければなりません。
引き継ぎに関しても、十分な期間が必要になります。

しかし、中には「今すぐ辞めたい!!」「もう無理!明日からでも行きたくない!」という切羽詰まった状況の方もいらっしゃることでしょう。

あるいは、予防策をしっかり張って最善を尽くしたのに、それでも引き止められてしまった…という方もいらっしゃるでしょう。

こうなると、もう残された手はひとつだけです。
それが、退職代行を利用することなのです。

退職代行は、依頼者に代わって退職したいという意向を会社側に伝えてくれるサービスです。退職に必要な諸手続きのサポートもしてくれます。
3万円前後で依頼できるサービスですが、その確実性が話題を呼び、近年需要が高まっています。

退職代行を使えば引き止めは怖くない

退職代行を使えば、引き止めに合わずにスムーズに退職できるため、引き止めを恐れる必要はありません。

引き止めの多くが
「君に辞められると困るよ!」
「どれだけのスタッフに迷惑をかけると思っているんだ」
「うちの会社は君の力を必要としている」
といった、情に訴えかけるような文言で迫ってきます。

しかし、これは「本人」にしか通用しません。
完全に赤の他人である第三者、退職代行スタッフには、全くもって何の効果もないのです。

退職は、全ての労働者に平等に与えられた権利なので、引き止められようが何だろうが退職できるのです。
ただ、そこに「私情」や「温情」といったものが入り込むと厄介な問題になってしまうわけです。

退職代行は非常にスマートに、そしてスムーズに退職のお手伝いをするため、引き止めを恐れることなく退職できるサービスなのです。

自力で退職できそうになければ退職代行の力を借りよう

退職代行を使うと、会社に退職したい連絡を入れた日から、会社へは行かなくても良くなり、会社からの連絡も受ける必要が無くなります。
全て退職代行業者が窓口となって退職の手続きをナビゲートしてくれます。

引き止めに合ってしまった…もしくは、引き止めに合うのが怖くて退職したいと言い出せない…そんな悩みを抱えていたら、退職代行の利用も考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 引き止めの最大の難点は、退職希望者を疲弊させること
  • 引き止めを阻止するためには予防策を用意しておく
  • 退職代行は引き止めを恐れることなく退職できるサービス