飲食店がつらい・・辞める為に退職代行を利用する理由

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飲食店で働いている人は非常に多いです。
当たり前ですが、日本中どこへ行っても飲食店が軒を連ね、ファミレス、カフェ、ファストフード店、居酒屋、高級レストラン、バーなど、多くの店が営業しています。
店が多いということは、それだけそこで働いている人が多いということになります。

多くの人員を必要とする飲食業界は、その人員の大部分をアルバイトやパートで確保しています。社員の数とアルバイト、パートの数を比較すると、店によりますが、社員は2割程度で、アルバイト・パートが8割程度を占めています。

アルバイトやパートは入れ替わりが激しく、いつ辞めてしまうか分からないということもあり、飲食業界は常に人手不足に悩んでいます。
それゆえに、社員にしわ寄せが出る傾向が強く、また、アルバイトやパートであっても社員のような働き方をせざるを得ない状況に陥ることもあります。

なかなか大変な飲食業界、ここで働くことに辛さを感じる人も少なくありません。
辞めたいと思っても、人手不足によって辞められない、という状況で、最近では退職代行サービスを利用して退職するというケースが増えています

なぜ、飲食店で働くのが辛くなると退職代行サービスを利用するのでしょうか。
今回は、その理由と、退職代行を利用するメリットについて解説していきます。

飲食店を辞めるのに退職代行サービスを利用する5つの理由

飲食店を辞めるために退職代行サービスを利用する、その主な理由を5つ挙げてみましょう。飲食店ならではの悩みが深く関係していることが分かります。

1.店長やマネージャーとシフトが合わない

飲食店で働く場合、基本的にはシフト制で働くことになります。
シフトによっては店長やマネージャーなどの責任者と顔を合わせない時間帯に働く人も出てきます。
退職する際には、通常、直属の上司や店長、マネージャーに直接退職の意向を伝えるのですが、彼らとシフトが合わない場合はそもそもそれができない、という状況になります。

店長やマネージャーが店に出ているタイミングで店を訪れたり電話をしたりして、退職したいと伝えることもできますが、それはすなわち勤務中の彼らの時間を割いてもらうということになり、激務であれば激務であるほど、それは気が引けてしまうという人が多いです。

だからといって直接本社の人事部に電話をするというのも何か違う気がするし…
と悩んだ方が、退職代行サービスを利用します。

退職代行サービスでは、直属の上司、店長、マネージャー、もしくは場合によっては本社宛てに連絡を取り、依頼者の方が退職したい旨を伝えます。
ご本人が連絡するよりも、「第三者」であるため、非常にスムーズに、特に良心の呵責も無く、連絡を入れることができます。

2.人手不足で皆大変だから自分が辞めると言い出しづらい

人手不足に悩む飲食店が多い中、皆が忙しそうに働いていて「猫の手も借りたい」状況なのに、そんな中で自分が辞めたいと言うのは気が引ける…という理由でなかなか言い出せない人が非常に多いです。

そのままズルズル働き続けて、結局心身の調子を崩してしまうという人も少なくなく、早く辞めた方が良いのに辞められない、という状況は深刻化しています。

「辞めたいのに言い出せない」のは、ひとえに「良心の呵責」に起因します。
前述した通り、退職代行サービスのスタッフには、この「良心の呵責」が一切無いため、非常にスピーディーに、スムーズに退職の段取りをすることができます。

3.辞めたい旨を伝えたら引き止められてしまった

自ら店長やマネージャーに退職したいと申し伝えた、という人も退職代行サービスを利用することがあります。
その理由は「引き止めにあってしまった」というものです。

辞めたいと言ったのに「今辞められると困る」や「ここで辞めて、みんなに迷惑がかかると思わないのか」や「せめて○月までは続けてくれないか」など、あの手この手で引き止めようとされてしまったというケースですね。

法的には「退職の希望を申し出てから2週間後には退職する権利がある」と定められているのですが、それでも人と人ですから、引き止められてしまったのに、それを突っぱねて「いや、辞めます!」と言えない…ということが多く、そういった状況に悩んだ方が退職代行サービスに助けを求めます。

退職代行に「引き止め」は効きません。
いたって事務的に淡々と依頼者が退職しがっている旨を伝え、退職のために必要な手続きについての段取りに進むという流れを取るため、非常にスムーズに退職することができます。

4.働き始めて間もなく辞めたいと思ってしまった

飲食店での仕事には向き不向きがありますし、店舗によってとてもキツイ仕事内容となります。
働き始めたものの、想定以上に辛い、しんどい、と参ってしまって「辞めたい」と思った際に、自分から「辞めます」と言いだせない…という場合にも退職代行サービスを利用することが多いようです。

また、募集や面接の段階で聞いていた話と違ったということが起きやすいのも飲食店の特徴であり、聞いていたよりも勤務時間が多い、シフトにもっと入れないかとしつこく言われる、給料が聞いていた額よりも少なかった、賞与が出ない、など、「そんなの聞いてない」という状況に陥ることも、働き始めてすぐに辞める理由となります。
こんな時にも、面倒事に巻き込まれるのが嫌だという理由で退職代行サービスを利用してサクッと辞めるという選択肢を取る方がいます。

5.先々のシフトを決められてしまって辞めるタイミングがつかめない

飲食店のほとんどがシフト制となっていますが、辞めたいと言い出すタイミングを伺っているうちに新たなシフトが組まれ先々の予定を抑えられてしまい、辞めたいのに辞めたいと言い出せないという人は多いです。
そのまま働き続けると、やがて限界がやってきて「もう嫌だ!明日行きたくない!!もう今すぐ辞めたい!!」と思ってしまいます。

そんな時に、退職代行サービスを利用すれば即日で辞めることも可能ですので、今すぐ辞めたい、シフトは組まれてしまっているけれどもう行きたくない、という際にも活用できます。

退職代行サービスを利用して飲食店を辞めるメリット

飲食店を辞める際に退職代行サービスを利用する理由をご紹介しましたが、そのメリットについて、退職代行サービスの特徴と合わせてもう少し整理してみましょう。

1.即日退職が可能

まず、退職代行サービスを利用すると即日退職が可能になります。
先々までシフトを組まれてしまっていても、その日のうちに仕事へ行かなくて良くなるのです。
ただし、厳密には「退職の意向を伝えてから2週間後」に退職となり、この2週間の間は有給もしくは欠勤という扱いになります。
退職するわけですから、欠勤したからといって何かに悪影響が出ることはありません。強いて言えば給料が出ないぐらいですが、もともとシフト制で出勤した時しか給料が発生しなければ特に何か影響があるわけではありません。

正式に退職するのは退職代行サービスを利用してから2週間後となりますが、職場へ行かなくて良くなるのは「即日」となります。

ただし、引き継ぎや物品返却など、場合によっては出勤が必要になることもありますので、その点は気を付けましょう。

2.店長やマネージャーに直接言う必要がない

退職代行サービスは、依頼者本人に代わって退職の意向を伝え、退職の手続きのサポートをしてくれます。
したがって、店長やマネージャーに直接退職の意向を伝える必要はありません。

また、顔を見たくない、連絡したくない、という場合にも、退職代行サービスは有効です。
退職代行サービスを利用すると、職場へ行かずに退職することもできますので、上司や同僚と顔を合わせずに退職することが可能となります。

3.引き止めに合わない

退職代行サービスは、店にとっては何の関係もない第三者です。
そのため、情に訴えるような「引き止め」は全く意味がなく、全て無効となります。

仕事をやめたいけれど、引き止められるのでは…
やめたいと言ったけれど、引き止められてしまった…

こんな方に、退職代行サービスはおすすめです。

4.雇用形態に関係なく誰でも利用できる

冒頭で、飲食店ではアルバイトやパートが従業員の大半を占めているということを述べましたが、退職代行サービスはアルバイトやパートだけでなく、正社員でも利用することができます。

店長やマネージャーであっても、退職代行サービスを利用して仕事を辞められるということです。
実は、店長やマネージャーなど、責任ある立場にいる人ほど「辞めたくても辞められない」という状況に陥りやすく、悩みを抱えている方が多いです。
そんな方でも退職代行サービスは利用できますので、責任ある立場にいるからといって気後れせずに、「辞めたい」と思ったら退職代行サービスに相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 人手不足によって中々辞められない飲食業界では、退職代行サービスを利用して退職するというケースが増えている
  • 退職代行サービスは職場のしがらみと関係ない第三者であるため、スムーズに退職の段取りをすることができる
  • どのような立場でも辞めたいと思ったら退職代行サービスに相談