職場でのイジメがひどくて仕事を辞めたい時の解決策

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ここ数年の退職理由のトップは「人間関係」となっており、これには職場でのイジメも含まれています。
イジメというと学校のクラスで起こるものというイメージが強いですが、実際には職場でも多くのイジメが報告されています。

イジメは絶対に許されないものですが、もしあなたがイジメの対象となってしまい、仕事を辞めたいと思ったらどうしたら良いのか、詳しく解説いたします。

これってイジメ?勘違い?被害妄想?

まず、明らかに「イジメ」と言えるケースと、「私だけがそう感じているのでは…?」と思ったり「自分が弱いだけ」や「自意識過剰と思われるかも」と思ったりしてしまう目立たない「イジメ」のケースと、大きく2パターンに分けられます。

明らかなイジメは、ベタですがロッカーの中にゴミを大量に入れておいたり、靴底に画びょうをビッシリ敷き詰めたり…というヤツですね。誰が見ても、10人中10人が口をそろえて「それはイジメだ」と断言できるような、分かりやすいものです。

しかし、現実にこんな分かりやすいイジメをする人など、ほとんどいません。
もしいたら、非常にレアケースですし、その人は救いようのない貧相なおつむを持っていることになります。(漫画やドラマなどの典型的なイジメを真似ているだけ)

問題は「私だけがそう感じているのでは…?」という非常に微妙なイジメです。
ほとんどのイジメが、このような「自意識過剰なのでは…」と思ってしまうようなものであり、また、これは絶対に100%あり得ず、いじめる方が完全に悪いのですが、いじめられている本人が「自分も悪い」と思ってしまうようなものでもあるのです。

イジメの定義は「本人がイジメだと感じたら」が基本

誰が見てもイジメというケースでなくても、された本人がイジメだと感じたら、それはイジメだ、というのがイジメの基本となっています。
これはハラスメントも同じです。セクハラ、パワハラ、アルハラ、モラハラ、マタハラ、様々なハラスメントがありますが、これらもイジメと同じく、された本人がハラスメントだと感じたらハラスメントとなります。

これが非常に難しいところなのですが、実際に「被害妄想」ということもごく稀にあります。
誰にも悪気はなく、また、客観的に見た時にイジメやハラスメントではないという意見の方が多くても、本人が「イジメだ!」「ハラスメントだ!」と主張するケースもあるのです。

この場合はとてもグレーで、本人がそう主張しているから絶対にイジメ、またはハラスメントとして認められるかというと、必ずしもそうではありません。
客観的に見て、また、先例や通例なども鑑みて、それがイジメと言えるのか、ハラスメントと言えるのか、万一裁判や慰謝料騒ぎになった場合には、このような観点で分析されることもあります。

しかし、被害妄想であり、客観的に見た時に「イジメ」や「ハラスメント」と認められない、というケースは稀です。
いわゆる普通、一般的な感覚を持っている人が、主観的に「イジメ」や「ハラスメント」と感じたら、それはイジメやハラスメントになり得るのです。

イジメの具体例14選

これってイジメって言えるのかな…
自分だけがそう思って被害妄想になっているだけじゃないかな…

そう思っている方は、ぜひこの記事でイジメの具体例をチェックしてみてください。
ひとつでも当てはまれば、それはイジメです。
どんなに程度が小さくても、実際にここで挙げる例をされて、それを嫌だと感じたら、これは確実に「イジメだ」と胸を張って声を大にして良いです。

1.無視される

まず、これはイジメの代表例です。
証拠が残らないため、いじめる側もリスクを冒さずに被害者に攻撃できます。
何を言っても返事をしない、メールを送っても返事が無い、挨拶も無視、そこに被害者などいないかのような振る舞いをする、など、無視することは全てイジメとなります。

2.飲み会やランチなどに誘われない

飲み会やランチ会、職場のイベントなど、業務外の様々な誘いを一切しないということもイジメに相当します。
ただし、事前に「そういうものには誘わないでほしい」と伝えていた場合は、この限りではありません。
グレーなのが「忙しいのでそういうものには参加できないです」などと断った時に、誘った側が「じゃあこれからも誘わないでいいのか」と思って声をかけなくなってしまったようなケースで、これはイジメではなく単なる勘違いですので、これをイジメだと騒ぎ立ててしまうと、もしかすると「被害妄想」となってしまうかもしれません。
少しでも「あの時ああ言ったから誘ってくれないのかな」と思い当たる節があれば、幹事を務める人に「少しプライベートな時間に余裕が出てきたので、またお誘いいただけると嬉しいです」などと言ってみましょう。それでも誘われなければ、それはイジメになります。

3.仲間外れにする

イベントに誘われないという項目に似ていますが、イベントだけでなく、あらゆる場面において仲間外れにすることもイジメです。
例えば、喫煙室に入った途端、それまで喫煙室にいた社員が散り散りに出ていく、ランチではさっさと他の社員が席を陣取ってしまい、自分はいつも隅に追いやられる、お土産などを配ってもらえない、など、これらの仲間外れ行為はイジメに該当します。

4.身体的に攻撃される

このようなあからさまなイジメはあまり多くありませんが、どちらかというとパワハラのイメージが強いかもしれません。
上司や先輩など、立場の強い人間が、部下や後輩など、立場の弱い人間を殴ったり蹴ったりひっぱたいたりして、身体的に攻撃した場合、イジメ、もしくはパワハラとされます。
もっとも、イジメやパワハラ以前に、身体的に攻撃し、相手に怪我を負わせた場合は立派な「傷害罪」になりますので、犯罪行為なのですが、怪我をしなくても身体的に攻撃することはイジメと言って良いでしょう。
暴力だけでなく、熱湯をかける、髪を無理やり切る(剃る)、などの行為も身体的攻撃に相当します。

5.悪口や陰口を言われる

面と向かって悪口を言う人は少ないと思いますが、例えばトイレに入っていたら手洗い場で他の社員が自分の悪口を言っているのを聞いてしまった、というのもイジメになります。
ただ、これもグレーなのですが、ただの愚痴、ということもあります。
「○○さん、ホント言い方きつくて、しんどいわぁ」
「分かる分かる、あそこまで言うことないのにねぇ」
こんな会話を耳にして「イジメだ!」と騒ぐのは、ちょっと待ってください。
これはただの愚痴です。あくまでもあなたの言い方を「私が」しんどいと感じた、という個人の感じ方の話をしているだけですので、あなた自身の人格や外見などをさげすんでいるわけではありません。
逆に「○○さん、今日もキモイよね」や「○○さん、よくあんなデブでミニスカートとか履くよね」など、あなた自身について悪口や陰口を言っているのを聞いてしまい、それが苦痛だと感じたら、それはイジメになります。

6.仕事を大量に押し付けられる

自分ひとりでは到底こなせないような大量の仕事を押し付けられて、他の人はさっさと帰ってしまう、ということもイジメになります。もしくはパワハラに相当します。
もちろん、仕事で大きなミスをしてしまい、その挽回のために一時大変な仕事をやるよう命じられた、というようなケースはイジメではなく正当な仕事として認められますが、そうではなく、特に理由もないのに常に、もしくは断続的に、大量の仕事を押し付けることはイジメ、パワハラになります。

7.仕事を与えてもらえない

反対に、仕事を全く与えてもらえないこともイジメになります。
これに「お前は仕事ができない」「お前はクズだ」など、人格否定の言葉もついてきたら、完全にアウトです。
仕事しに会社、職場へ行っているのに、その仕事をさせてもらえないということは「お前には存在意義がない」と暗に言われているようなものです。
これはまさに人格否定の行動そのもので、イジメ、パワハラ、もしくはモラハラに該当します。

8.ミスをなすりつける

誰かが何か仕事でミスをしでかした時に、それを全て被害者になすりつける行為も立派なイジメです。
「自分のせいじゃないのに…」と思いながら上司に叱責された経験がある方は、もし理不尽にミスを押し付けられていたらイジメやパワハラの可能性を疑いましょう。

9.わざとミスするように仕向ける

誤った会議の時間や場所を伝えたり、重大な資料をわざと渡さなかったり、あの手この手でミスを引き出すように仕向けるという悪質極まりないイジメもあります。
会議は10時からと聞いていたのに、実際は9時からで、遅刻したと上司にものすごく怒られた時に「10時からと聞いていたもので…」と言っても、伝えた本人は「9時からって言いましたよ?」などと涼しい顔をしている、というシーンを想像すると怒りが湧いてきますね。
予防策としては、大事な情報は必ずメールで送ってもらうこと、もし口頭で言われたらメールで「会議は10時からで間違いないですか?」と残しておくことが挙げられます。これにより「ほら、10時からって聞いてたんですよ」と反論できるようになります。

10.手柄を横取りする

一生懸命作ったプレゼン資料を真似されたり、加害者が作ったことにされたり、わざと「ボツになったぞ」などと言われて破棄したものをそのまま使われたり、と、このように手柄や努力を横取りされることも、イジメと言えます。
「運が悪かっただけ」「会社は戦場だ」などとハチャメチャなことを言ってくる人もいますが、れっきとしたイジメ、もしくはパワハラです。

11.ものを盗られたり壊されたりする

これもイジメと聞いて想像できることですね。学校のイジメではよく耳にしますが、大人のイジメでも起こり得ます。
「借りる」と言って持ち出された私物がいつまで経っても返ってこなかったり、デスクの私物が無くなっていたり、わざとらしく躓いてコーヒーを大事な書類やパソコンにかけられたり、このような幼稚なイジメをしてくる輩もいます。

12.嘲笑するようにバカにされる

これこそ「気のせい?」「自意識過剰?」「被害妄想?」と思ってしまいがちなイジメですが、嘲笑も立派なイジメです。ただ、「みんなが影で自分のことを嗤っている気がする…」程度だとイジメと言うのは難しいかもしれません。
ミスした時に晒し者にされてフロア中の同僚に爆笑される、など、明らかにバカにされて笑われたという経験がある方は、それはイジメだと胸を張って言いましょう。

13.ネット上で悪口を書かれる

子どもの世界でも、大人の世界でも、最近増えているのがネット上のいじめです。
SNSの誹謗中傷がしばしばニュースに取り上げられますが、赤の他人、身内、関係なくネット上では考えられないようなひどいイジメが横行しています。
ここでは「職場のいじめ」について述べているため、職場に限定すれば、職場の裏コミュニティサイトがある場合は、そこで悪口を書かれたり、あるいは個人の裏アカウントで悪口や誹謗中傷を書かれたり、といったことがイジメになります。

14.性的な嫌がらせをする

性的な嫌がらせはイジメというよりもセクハラのイメージが強いと思います。
セクハラとほぼ同義になりますが、性的なイジメ、セクハラは、異性だけによるものではありません。同性(男性→男性、女性→女性)であっても、性的なイジメ、セクハラは成り立ちます。
セクシャルな嫌味や嘲笑によって不快な思いをしたり、嫌な気分になれば、それはイジメと言えます。

イジメによる被害や影響

それでは、イジメに合った場合、そのままの環境に居続けるとどのような被害や影響が出るのでしょうか。

被害者の精神に影響が出ます。
そして心身は繋がっていますので、被害者の身体にも影響が出てきます。

具体的かつ段階的に見ていきましょう。

1.職場に行くのが憂鬱になり仕事が楽しいを感じられなくなる

イジメを受けていると、当然イジメの現場である職場へ行きたくないと思うようになります。当たり前のことです。
仕事へ行くのが憂鬱な気分になり、億劫に思うようになり、更には業務中にも仕事を楽しいと感じられなくなり、職場にいる間は常に辛い思いをしなければならなくなります。

これが、イジメの影響の最初のフェーズになります。

2.職場に行こうとすると体調が悪くなるように感じる

イジメの被害が深刻化してくると、職場へ行こうとすると体調に異常を感じるようになります。
激しい動悸、めまい、吐き気、腹痛、下痢、震え、涙が大量に出て止まらなくなる、など、人によって症状は様々ですが、職場へ行くことを心身が拒絶するようになります。

その程度も人により異なり、また、イジメの被害の大きさや心身への影響のフェーズにもよって異なります。
「ああ…会社へ行くの、嫌だなぁ…お腹痛くなってきた…」程度のもので、痛みを抱えながらも出社できるレベルの人もいれば、本格的に嘔吐が止まらずにトイレにこもりきりになってしまい、身動きが取れなくなる人もいます。

3.職場にいなくても気分が沈むようになる

更にイジメの影響が心身を蝕むと、職場にいなくても、あるいは職場へ行く直前でなくても、気分が沈みがちになり、何をやっても楽しくないと感じるようになります。
まさに「うつ」の症状そのものであり、人生を悲観するようになります。

4.身体的に様々な症状が出始める

心の異常は身体にも表れます。
イジメによって精神がダメージを受けてからしばらくすると、そのダメージが目に見える形で身体に出るようになります。

この症状は人によって異なりますが、具体例を挙げましょう。

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 蕁麻疹
  • 不眠
  • 食欲不振
  • 胸の痛みや激しい動悸
  • めまい
  • 喉の違和感(通称「ヒステリー球」)
  • 原因不明の歯痛
  • 円形脱毛症

これらの症状のうち、ひとつ、または複数の症状が出た場合は、危険信号です。
主に自律神経失調、もしくは免疫異常によって引き起こされる症状で、これらの主たる原因はストレスとなります。

5.うつやパニック障害などの病名がつくほど心を病む

イジメが原因でストレスを抱え、それが心身を蝕んでいくと、最終的には病名がつくような事態に陥ります。
「うつ」や「パニック障害」、「自律神経失調症」など、様々な病名や症名がつきますが、診断書が出るレベルのものです。

病院へ行き診察してもらった上で診断書が出るような病気にかかっていることが発覚したら、その診断書は必ず保管しておいて、会社を辞める際や出るところに出る際などに印籠のように提出してください。

イジメがひどくて仕事を辞めたいと思ったら耐えずにすぐに辞めた方が良い

イジメが原因で仕事を辞めたいと思ったら、すぐに辞めましょう。

解決策はこれしか無いと言っても過言ではありません。

我慢は不要です。
乗り切ることなどできません。

自分さえ耐えれば、今を乗り切って人事異動を待てば、自分が努力してもっと仕事ができるようになれば…これらの希望は捨てましょう。

なぜなら、イジメはあなたが悪くて起こっているわけではないからです。
そして、イジメは連鎖するものなので人事異動があったとしてもいじめていた人の一部が残れば引き続きイジメが継続されると考えた方が良いでしょう。

イジメなどが起こるような職場からは一刻も早く離脱すべきです。
会社に迷惑がかかるとか、後ろ指を指されるとか、そんなことはどうでも良いのです。

一番大事なのは、あなた自身であり、あなたの命であり、あなたの人生なのです。

イジメなどに付き合っている暇はないはずです。
仕事しなければ稼げず生活もできない、と思った方は、堂々とイジメを告発しましょう。慰謝料を取ることができるかもしれません。あるいは自己都合ではなく会社都合の退職扱いとなり、退職金や失業手当などの条件が変わってくるかもしれません。

お金の心配よりも、自分の命や人生、心を心配してください。

イジメが原因で退職する際のポイント

イジメが原因で退職する際には、いくつかポイントがあります。
会社側を、あるいはイジメをした人たちを「有責」もしくは「退社の原因」として糾弾することができます。

会社側やイジメをした人に責任があると認められた場合には、被害に遭った本人にとって有利になったり優遇されたりするような処遇を受けられます。

そのためにやっておくと良いポイントは下記の通りです。

1.証拠を残しておく

まず、大切なのはイジメがあったという証拠を残しておくことです。
何か言われた、何かされた、という場合は、その現場を録音したり撮影したりすることで証拠となります。
無視されたり仲間外れにされたりしたという場合も、同じくこちらから何か働きかけても反応が得られない様子が分かるように残すという手もありますし、日記に実際おこったことを感情とともにしたためておくのも有効です。

2.診断書を出してもらう

うつやパニック障害、自律神経失調症など、何らかの病名や症名がつく病を発症してしまったら、必ず診断書を出してもらいましょう。
この診断書は非常に重要な証拠書類になります。医師の見解が加味されているため、客観的に見てもイジメの被害により心身がダメージを負ったと提示することができます。

3.人事部もしくは会社のカウンセラーなどに相談する

もし会社がクリーンな会社であれば、人事部にイジメの相談をしたり、カウンセリングや相談室を備えている会社であればそこに相談したりしてみてください。
これにより、同じ会社にいる第三者にイジメのことが知られます。会社として調査に乗り出してくれることもありますし、退職する際に自己都合ではなく会社都合として処理してくれることもあります。

4.弁護士についてもらう

イジメの件を訴えたい、慰謝料を請求したい、と思ったら弁護士に相談してついてもらいましょう。
内容証明を送ったり、訴訟したり、慰謝料の金額を決めたり、様々なサポートをしてくれます。本気で闘いたいならば、弁護士に依頼しましょう。

ただ、弁護士を雇うとなると、かなりのお金が必要となります。
お金を払うぐらいなら、諦めるというのも選択肢のひとつです。

闘うよりも一刻も早く逃げたいという際には退職代行サービスがおすすめ

証拠集めや診断書、人事への相談や弁護士の手配など、このような「抵抗」には気力と体力、そして時間とある程度の資金が必要です。
そんなことをしている場合ではない、一刻も早く職場から去りたい、もう仕事なんか行きたくない、慰謝料なんていらないからすぐに辞めたい、という場合は民間の退職代行サービスがおすすめです。

3万円前後という、比較的安い値段で退職代行を依頼することができます。

退職代行サービスは、「退職したい」という旨を会社に伝えてくれるサービスで、その後の退職手続きに関するサポートや窓口業務をおこなってくれます。
会社へ行かず、上司とも同僚とも顔を合わさず、連絡も取らずに仕事を辞めることができるサービスなのです。

イジメで辛い思いをされた方は、会社に行きたくないという気持ちが非常に強いです。
そんな方にとって、会社へ行く事なく、そして会社の誰とも言葉を交わすことなく、仕事を辞められる退職代行サービスは、まさにうってつけと言えるでしょう。

最後に、大切なことなのでもう一度声を大にして言いますが、イジメは100%「する側」が悪いです。いじめられる側には原因などありません。どんな理由があろうと、イジメはいけないのです。この事を忘れずに、決して自分を責めることなく、堂々とイジメに立ち向かい、嫌な職場からはさっさと抜けてしまいましょう。

まとめ

  • 本人がイジメだと感じたらそれはイジメである
  • イジメが原因で仕事を辞めたいと思ったらすぐに辞めることがおおよその場合の解決策となる
  • イジメが原因ですぐ辞めたい場合は民間の退職代行サービスへ