退職代行を使って風俗や水商売を辞めたい！弁護士ではない格安業者じゃダメなの？

風俗や水商売を辞めたいのに辞めることができずに悩んでいる方は多く、どうやったら辞められるか分からずにズルズルと仕事を続けてしまい、心身共に過大なストレスを抱えてしまうという事態に陥る方も少なくありません。

近年では退職代行サービスを利用して、会社へ一切行くことなく、会社と全く連絡をとることなく、退職する人が増えていますが、風俗や水商売でも退職代行サービスを利用することはできるのでしょうか。

今回は、風俗や水商売を辞めたいという方向けに、退職代行サービス利用の可否や、気を付けたいポイントなどについてまとめていきます。
弁護士に依頼しなければならないケースと、格安で依頼できる民間の業者でも大丈夫なケースの違いなどについても解説しますので、参考にしてください。

風俗や水商売でも退職代行を利用できる

まず、そもそも風俗や水商売を辞めたい時に退職代行が利用できるかどうかですが、これについては「利用できます」という答えになります。
正社員として働くスタッフはもちろん、業務委託のような形で契約を結んで働いている方も、アルバイトやパートの雇用形態で働いている方も、どのような形であれ、退職代行サービスを利用して退職することができます。

退職代行サービスは、あらゆる業種や業界に対応しており、特に退職代行ニコイチのように取り扱ってきた件数が多く、サービス発足から長年の実績を積み上げている業者であれば、対応した仕事も様々ですので、風俗や水商売であっても安心して任せられます。

もし、不安があれば、問い合わせの段階で風俗業での実績はあるか確認すると良いでしょう。
もしかしたら、風俗や水商売に従事しているということが分かった瞬間から態度が急変するような業者があるかもしれませんが、そのような業者は全くもって信頼に値しない業者なので、そこには依頼せず、さっさと他の業者に切り替えましょう。

退職代行では具体的に何をしてくれるの？違法ではないの？

退職代行とは、本人に代わって退職したいということを会社（雇い主）に伝えるサービスです。このサービス自体には違法性は全くありませんので安心してください。

違法サービスだ！と言われているのは「非弁行為」に値する行為をおこなってしまった場合で、この非弁行為とは、弁護士ではない人が勝手に交渉をすることを意味します。

つまり、退職代行サービスは、交渉をせずに「退職したいそうです」という連絡を入れるだけのサービスであれば、法律に触れることはないのです。

交渉が必要な場合は弁護士による退職代行サービスを利用する

では、交渉が必要な場合はどうしたら良いのでしょうか。
交渉とは、具体的に「未払いの給料を払ってほしい」や「雇い主や従業員からセクハラを受けたので慰謝料を請求したい」など、会社（雇い主）に要望を伝えて直接交渉することを指します。ただ「辞めたい」というだけならば、交渉は必要ありません。

風俗や水商売ではが、給料が手渡しによる後払いで、「既に働いた分の給料がほしければ直接取りに来い」と言われてしまうがよくありますが、このような時に「辞めるタイミングで給料を渡してほしい」というのも交渉になります。

このように交渉が必要となる退職代行では、民間の退職代行業者では対応できないため、弁護士が直接おこなう退職代行サービスを利用するしかありません。
弁護士に依頼すると、民間業者の2倍以上の費用がかかってしまいますが、交渉をはじめ、法律に関することや裁判などまで幅広くサポートしてくれるため、安心です。

民間の退職代行サービスでも十分なケース

交渉を伴わない退職代行であれば、民間の業者で十分ですが、「辞めたいって言うだけなら、別に業者に頼まなくてもよくない？」と思う方もいらっしゃることでしょう。

しかし、その「辞めたい」がなかなか言い出せないという経験はございませんか？
あるいは、今この記事を読んでくださっている方は、まさに「辞めたい」と言い出せない悩みを抱えていらっしゃるかもしれません。

事情があって自分で「辞めたい」と言い出せずに退職代行サービスを利用する例として、いくつか具体例を挙げてみます。当てはまるものがあれば、退職代行サービスに問い合わせてみてください。

仲間や雇い主を気遣って「辞めたい」と言い出せない

風俗や水商売の世界には、様々な人間ドラマがあります。
何か事情があって水商売を始める人も多く、困っているところを助けてもらった、ここまで育ててもらった、など雇い主に恩義を感じながら働いている人は少なくありません。

また、狭い業界の中で共に働く仲間たちが懸命に頑張っている姿を間近で見ながら働くことにより「みんな頑張っているのに、私だけ抜けるなんて…」と辞めることに対して引け目を感じてしまうこともあるようです。

これは水商売に限ったことではありませんが、一緒に働いている人を気遣うあまり、自分から「辞めたい」と言い出せない人は数多くいます。
そのまま「辞めたい」というネガティブな想いを抱えながらズルズルと働き続けてしまうのです。

このようなケースは、誰か第三者に「辞めたい」という気持ちを代弁してもらうことによって意外なほどあっさりと辞められることが多く、雇い主側も「辞めたいと思っていたのなら引き止めないよ」と言ってくれることがほとんどです。

ただ、気持ち的になかなか言い出せずにいるという方は、民間の退職代行サービスで十分です。

仕事で酷い目にあって職場に行けなくなってしまった

風俗や水商売は、その仕事柄様々なお客様を相手にします。
衝撃的な体験をされた方もいらっしゃると思いますし、中にはショッキングな出来事があり、それがトラウマとなって職場へ行けなくなってしまう方もいらっしゃいます。

このようなケースにも、退職代行サービスを活用することにより、心の負荷を軽くして仕事を辞められます。

雇い主に引き止められたらどうしよう、そもそも職場に連絡をすることができない、仕事のことを考えたくない、という場合には、第三者である退職代行業者を通して退職へのステップを踏んでいきましょう。

辞めたいと伝えたものの引き止められた

風俗、水商売に限らず「辞めたい」と伝えたものの、引き止められてしまうというケースは多いです。
軽く相談したところ予想以上に強く引き止められたというケースや、本気で退職したい旨を伝えたのに引き止められてしまったというケースなど、その程度や内容は様々です。

水商売でよく見受けられるのが、脅しと泣き落としです。
「親にバラしてやる」や「昼の職場にバラしてやる」などという脅しや、「ここまで面倒見てやったのに」や「お前がいないとウチの店は回らない」などという泣き落としなど、あの手この手で引き止めようとしてくる雇い主もいるようですが、どんな仕事であれ、退職することは全ての労働者に与えられた平等な権利なので、そんなものに耳を貸す必要はありません。

あまりにも悪質なものであれば、弁護士による法的措置によってガードしなければならないケースもありますが、ほとんどの場合は第三者が間に入るだけで大人しく身を引くため、まずは退職代行サービスに相談してみるのが良いでしょう。

弁護士なのか民間で十分なのか分からなければまずは気軽に相談してみて

風俗や水商売の退職代行について解説してきましたが、弁護士に依頼すべきか、民間の業者でも大丈夫なのか分からなければ、まずは気軽に民間の業者に相談してみましょう。
その際には、恥ずかしがらずに堂々と風俗や水商売に従事していることを伝え、どのような点で困っているのか具体的に話してみましょう。

法律に抵触することはできないので、民間の業者には対応できない相談内容の場合は、ちゃんと「うちでは対応できないので弁護士に相談してみてください」と言ってくれます。

また、仮に民間の業者が「引き受ける」と言って依頼したのに退職が成功しなかった場合は、全額返金保証をつけている業者もあるため、お金だけ無駄になってしまうという心配もありません。

問い合わせる際のポイントとしては、1,000件以上の実績がありながら退職成功率が100%で、返金保証もついている業者に「風俗（水商売）の実績はありますか」と聞いてみることです。
退職代行ニコイチという業者は業界でもトップの7,000件以上の業績を誇り、退職成功率100%を更新している退職代行サービスなので、退職代行で聞きたいこと、不安なことがあれば気軽に相談してみてはいかがでしょうか。