退職代行サービス使ったら会社から電話は来ることはある?

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退職代行サービスは、依頼者に代わって会社を辞めたいという意思を会社側に伝えてくれるサービスです。
多くの退職代行サービスに「会社との連絡は一切不要!」という謳い文句が掲げられています。自分から会社に連絡をしなくて良いというのは分かっても、会社から連絡が来ることはないのか・・・?と心配に思う方もいらっしゃることでしょう。

今回は、退職代行サービスを使ったら会社から電話が来ることがあるのかどうか、来た場合はどのように対応すべきか、なぜ会社から電話がかかってくるのか、あるいは電話をかけてこないのか、といった点について解説していきます。

結論!退職代行サービスを使った際に会社から電話がかかってくることはある!

先に結論からお伝えしてしまいましょう。
退職代行サービスを使って、退職代行サービスのスタッフが会社に退職の申し出をした場合、会社から依頼者本人に直接電話がかかってくることは、あります。

会社の上司や人事の立場に立って考えてみましょう。
ある日突然、よく分からない面識も何もない人間から「自分は〇〇さんの代理の者です。〇〇さんから退職代行の依頼を受けて、退職の意向をお伝えするためにお電話いたしました」と言われたと想像してみてください。

しかも、昨日までは普通に出社し、普通に働いていた人が、突然何の連絡も無しに、代理とかいう人間が電話一本よこしただけで、もう会社へは来なくなってしまうんです。

これは一大事ですよ。
おそらく、会社の中は大騒ぎになることでしょう。

まず、電話を取った人物は、一体何が起きているのか、電話をかけてきた「代理の者」とやらは本物なのか、本人はどこへ行ったのか、何があったのか、パニックになるでしょう。
そして自分だけでは判断ができないため、上司や管理職の意見を仰ぐことになるでしょう。
その中で「本人に連絡をとる」という行動に出るのはごく自然なことです。

会社が電話をかけてくる理由

それでは、ここで会社が本人に直接電話をかけてくる理由を考えてみましょう。
考えられる理由を詳しく解説していきます。

1.本人の生存確認のため

まず、本人の生存確認のためという理由が考えられます。
とりあえず無事かどうか、何か事件に巻き込まれたのではないか、と心配し、本人に直接電話をかけて本人の声で無事を確認したいという思いが生じて電話をかけるのです。

反射的に電話をかけてしまう上司もいるでしょう。
悪意があるわけでなく、純粋に心配して電話をかけようと思うケースです。

2.本人が本当に退職代行サービスに依頼したのか確認するため

いきなり怪しい人物から「〇〇さんが退職したいと言っている」と電話がかかってきても、信じられない人がほとんどでしょう。退職代行サービスのサービス名や会社名を名乗ったとしても、本当にその会社のスタッフなのか疑うという人もいるかもしれません。

鵜呑みにして退職の手続きを進めたところ、実は事件に巻き込まれて出社できなかった本人が後日連絡してきて「退職なんて聞いてない!」という事態になることも考えられます。

基本的に退職は、本人が会社に申し出て、本人が退職届を直接提出する必要があります。
もちろん、退職代行サービスを利用しても、退職届は本人が直接記入したものを直接郵送するのですが、最初の電話の時点では信じてもらえないこともあるでしょう。

この場合、本人に「本当に退職代行サービスを利用したのか」と確認を取るために電話をしてくる上司もいるかもしれません。

3.本人から直接何があったのか退職理由などを聞き出すため

退職代行サービスのスタッフから事務的に「〇〇さんが退職したがっている」と聞いたところで、納得できないという上司もいることでしょう。

何があったのか、なぜ辞めたいのか、どこに不満があるのか、どうにか退職を思いとどまってくれないのか、と気になることが沢山出てきて、本人と直接話をしたいと思う人もいるかもしれません。
そんなケースでは、本人に直接電話をかけるという可能性は十分あり得ます。

4.本人に会社へ来るよう説得するため

自分で退職を申し出ず、第三者に任せて自分はもう出社しないというのは失礼だし、訳が分からないと思う上司もいるかもしれません。
一度きちんと出社して、顔を見て話をした上で退職するなら退職届を出してほしい、と考えた場合、本人に直接電話をするでしょう。

また、本人のデスクに沢山の私物が置きっぱなしになっている状態であったり、何かのプロジェクトの途中で引き継ぎができていなかったり、といった状況であれば、出社してせめて身辺整理や引き継ぎだけでもやってくれという思いがあり、電話するという選択肢を取る上司もいるでしょう。

5.嫌がらせのため

これは稀なケースですが、嫌がらせで電話をするケースもあります。
単純に、直接退職しないで退職代行サービスを使ったのが気に食わなかった、この忙しい時に辞めるなんて許せない、などといった身勝手な理由で嫌がらせのために何度も何度も電話をかけてくるのです。

会社に電話をかけさせないためにすべき予防策

会社から電話がかかってきたらどうしよう・・・
そう思う方も多いことでしょう。

会社に電話をかけさせないためにできることがいくつかありますので、ご紹介します。

1.退職代行サービスに直接連絡を拒絶する旨を伝える

これが基本的な対策となります。
退職代行を依頼する際に、スタッフに「会社から電話をかけないでほしいと伝えてほしい」としっかりと伝えましょう。
また、できればその理由も添えて伝えておくと、会社側も納得して退職代行スタッフを窓口にして、本人には直接電話をかけるということはしなくなります。

もちろん、それは認めない、何をふざけたことを言っているんだ、とスタッフの伝言を無視して電話をかける人もいます。そのような場合は、次の対策を取るか、電話がかかってきた際の対策を参考に応対してください。

2.会社に退職願か手紙を郵送する

本人と連絡がつかないこと、本人の意思や気持ちを直接知ることができないことを心配する会社もあります。
そんな、ただ単純に心配だけしている良い会社の上司には、直筆の手紙か退職願を送りましょう。

退職届は、退職を確定させるための書類ですが、退職願は退職を希望する書面です。
一般的には退職願の理由は「一身上の都合」で良いとされているのですが、これは、上司に直接口頭で退職したい旨を伝える際の退職願の理由の書き方であり、具体的な理由は直接伝えるべきとされているため、それができない郵送での退職願提出の場合は、「一身上の都合」ではなく、なるべく詳しく退職したい理由を書き添えるようにしましょう。

退職願ではなく、気持ちを綴った手紙でも構いません。
丁寧に書けなければ「退職代行サービスを利用してしまい、大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、もう限界です。私には直接連絡を取らないよう、退職代行サービスのスタッフを通すよう、お願い申し上げます」という簡潔な文面でも十分です。

3.上司ではなく同僚や後輩に連絡して伝言をお願いする

もし、辞めたい会社に親しい同僚や後輩がいて、気軽に連絡を取り合える仲ならば、彼らにお願いして上司に伝えてもらうということもできます。

本当に退職代行サービスに依頼したことや、会社側とは連絡をとりたくないということなどを伝えてもらいましょう。
彼らが窓口になってくれて、上司の気持ちや会社側の対応なども知ることができるかもしれません。

会社から電話がかかってきてしまった時の対応方法

会社から電話がかかってこないように対策を打っても、会社から電話がかかってきてしまったら、どのように対応したら良いのでしょうか。
その方法をご紹介いたします。

1.電話には出ずに退職代行サービスに電話があった旨を伝える

まず、会社からの電話には無理に出る必要はありません。
無視するか、切ってしまうか、そのどちらかの方法でスルーしてしまって問題ありません。

ただし、何か事務的なものの確認だったり、必要な連絡であったりする可能性があるため、退職代行サービスのスタッフに、会社から電話があった旨を伝えましょう。

退職代行スタッフから会社に折り返してもらい、電話の内容を確認してもらい、窓口となってもらうことで、本当に必要な連絡であった場合にも安心できます。

2.退職代行サービスのスタッフに電話をかけないでほしい胸を伝えてもらう

会社から電話があり、退職代行サービスのスタッフにその旨を連絡した際には、改めて「自分には直接連絡しないでほしい」という旨を会社に伝えてもらうようお願いしましょう。

本人が電話に出ず、退職代行スタッフから折り返しがあり、さらに電話をかけないよう念押しされれば、ほとんどの会社が直接電話をかけなくなります。

3.着信拒否するか電話番号を変える

嫌がらせのために電話をかけてくるような悪質な会社であれば、着信拒否したり、電話番号を変えてしまって問題ありません。

場合によっては法的措置を取るために警察や弁護士に相談するのも良い対策かもしれませんが、電話が鳴るのが嫌、恐怖心を覚える、という場合はスパッと切ってしまいましょう。

それでも・・・法的拘束力はないため電話がかかってくることも

退職代行サービスを利用し、連絡なく会社へ行かなくなった場合に、会社から直接電話をかけさせないような対策をご紹介いたしましたが、ひとつ、どうしようもない事実をお伝えしなければなりません。

それは、法的拘束力がない、ということです。

民間の退職代行サービスにできることは、あくまでも依頼者の気持ちを代弁し、伝言することであり、交渉したり仲裁したり、何か法的な措置を取ることはできません。

そのため、いくら「連絡をとりたくない」とお願いしたところで、会社が電話をかけることを法的にストップさせることはできないのです。

弁護士による退職代行サービスならば法的拘束力つきで電話をシャットアウトできる

退職代行サービスの中には、弁護士が退職代行を履行するサービスがあります。
弁護士が直接退職代行をおこなうわけですから、ここには法律の盾や矛を利用できるという利点があります。

弁護士に退職代行を依頼した上で、会社に電話をかけさせないよう依頼すれば、法の力を使って法的拘束力つきで、会社に本人に直接電話をしないよう忠告することができます。

しかし、「本人が電話をしたがっていない」という事を伝えてもなお電話をかけてくるような会社はほとんどありません。

その理由を事項で詳しく解説いたします。

ほとんどの会社は電話をかけてこない!?その理由は・・・

ほとんどの会社が電話をかけてこない理由は、端的に言えば「無意味だから」です。
もう少し詳しく見ていきましょう。

1.無駄な労力で会社の利益にならないから

嫌がらせであっても、引き止めるような連絡であっても、連絡を取りたがっていない人間にしつこく難度も電話をかける行為は、まったくもって無駄な労力であり、会社の利益にはひとつも繋がりません。

2.退職する人間を引き止めても無意味だから

これは、電話云々という問題ですらないのですが、去っていく人間はいくら追っても無駄なのです。退職する意思が固い人間を、いくら引き止めようとしても無駄骨に終わってしまう可能性が高いため、電話で説得することは無意味なのです。

3.無理やり引き止めたり嫌がらせをすると訴えられるかもしれないから

本人が嫌がっているのに、しつこく電話をかけて引き止めたり、嫌がらせをしたりすると、その本人から訴えられる恐れがあります。会社が訴えられて騒ぎになればイメージも悪くなりますし、会社の不利益にしかなりません。

これらの理由により、嫌がっている本人に電話をかける会社はほとんど無いのです。

まとめ

退職代行サービスを利用して退職したら会社から電話がかかってくる事があるのかないのか、どう対策すべきか、といった内容について解説してきました。

弁護士による退職代行であれば、法的拘束力をもって会社からの電話をシャットアウトできますが、本人が電話を拒否している旨を伝えれば、ほとんどの会社が電話をかけてくることはないため、民間の退職代行サービスで十分と言えるでしょう。

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退職代行を使って会社から電話が来た時のポイント

  • 無理に会社からの電話に出る必要はない
  • 民間の退職代行業者では電話をかけさせないような法的な措置をとれない
  • 退職代行を使っても会社から電話が来ることは無意味なのであまりない