優秀な人がどんどん辞めていく職場はヤバイ!まともな人が辞める理由とその会社がヤバイ理由

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「あの人、優秀だったから辞められると困るよね」
「あの人が辞めちゃうとウチの会社からまた一人まともな人がいなくなる……」

といった話を同僚としたり、辞め行く人を見てそんなことを思ったりした経験はありますか?

優秀な人や、まともな人が会社を辞めてしまうのは、とても残念なものです。
頼りにしていたのに、尊敬していたのに、一緒に働くのが楽しかったのに、と、色々な感情が湧いてきます。

それが年に数えるほどであり、会社には他にも優秀な人が沢山いる、という状態であれば気にする必要はないのですが、優秀な人やまともな人がどんどん辞めていくなぁと感じたら、それは危険信号です。

なぜ危険信号なのか、そしてなぜ優秀な人やまともな人が次々に辞めていくのか、解説していきます。

優秀な人・まともな人が辞めていく会社はヤバイ!?

まず、そもそも「優秀な人」と「まともな人」についてですが、端的に言えば、優秀な人は仕事ができる人、まともな人は常識的な人、ということになります。
似ているようで微妙に違うのですが、優秀でまともな人もいれば、ぶっ飛んでいるけれど優秀な人、仕事はそこそこだけれどまともな人もいます。

いずれにせよ、優秀な人やまともな人がどんどん辞めていく会社はヤバイです。
なぜなら、その会社に残るのは「優秀ではない人」と「まともではない人」ばかりになってしまうからです。
そんな会社で働き続けるのは絶対に避けたいですよね。

優秀な人が辞める理由

優秀な人、つまり仕事ができる人が辞めていく理由としては、次の3つが考えられます。

1.仕事を次々に振られるから

仕事ができる人のところには、仕事が集まりやすく、仕事なできない人の分まで投げられることがよくあります。
優秀で仕事ができる人は、振ってきた仕事をどんどんこなしていきますが、本人は「さっさと片付けて早く帰りたい」と思っていても、仕事のしわ寄せを受けて次から次へと仕事が降ってくるような状態になってしまう可能性が高いのです。

そうなると、「なんで自分ばっかりこんなに働かなくちゃいけないんだ!」と、その理不尽さに不満が溜まって退職しようと考えるようになります。

2.自分と周りの能力のギャップに嫌気がさすから

優秀な人は、周りに自分よりも仕事ができない人が多数いると、そのギャップに戸惑い、嫌気がさします。
本当は自分と同じぐらいの能力がある人と一緒に働きたいのに、できない人と一緒に働いているとストレスが溜まりますし、できない人の分の仕事まで回されてイラっとすることも多くなります。

頼られるのを嬉しく感じるタイプの優秀な人もいますが、貴重な時間を余計なことに割きたくないというタイプの人にとっては大きな負担となり、ストレスの元にもなります。

3.自分の実力や能力を発揮できる職場の方がいいから

これはあまりネガティブな理由ではありませんが、自分自身の実力、能力を、存分に発揮できる職場で働きたいと、優秀な人であれば誰もが思うことでしょう。

更なるスキルアップやキャリアアップを目指すために、物足りなさを感じる職場から、よりレベルの高い職場への転職を考える人は少なくありません。

まともな人が辞める理由

次に、まともな人が辞めていく理由を紐解いていきます。
まともな人は常識的な人であり、仕事や職場、会社を非常に冷静に見ています。

1.会社の異常性やおかしさに気付くから

例えば勤め先がブラック企業だった場合、まともな人はその異常性にすぐに気付きます。

タイムカードを切ってからサービス残業するのはおかしい、
休日出勤は無しと言われていたのに強要するのはおかしい、
飲み会に参加しないと昇給の機会が奪われるのはおかしい、

といった具合で、非常に冷静に会社のおかしなところに気付き、「この会社はヤバイ」と判断します。
まともな人がそう判断した場合、合理的に「こんな会社にいても搾取されるだけだから辞めてホワイト企業を探そう」と決断するため、どんどん辞めていきます。

2.仕事よりも自分自身の方が大切だと分かっているから

まともな人は、仕事よりも大切なものをちゃんと分かっています。
それは「自分自身」です。

仕事のしすぎで過労で倒れたり、うつになったりするぐらいならば、自分の身を守るために辞めよう、まともな人はそう考えます。

まともな考えを持てない人は仕事に没頭するあまり心身を壊してしまったり、それを他人にも強要してパワハラやモラハラめいたことをしてしまったりします。

3.話の通じない上司や同僚にうんざりするから

まともな人からすると、ブラック企業のブラック上司やワーカホリックなことを誇りに思っているような同僚を見ているとうんざりします。

自分自身や家族を大切にできず、仕事ばかりして、それこそが正義であるかのように振舞い、さらに人にもそれを強要してしまうのです。

ブラックな思想を日々聞かされ、強要されることにうんざりした”まともな人”は「付き合っていられない」ということで、その職場をさっさと辞めていきます。

優秀な人やまともな人がどんどん辞める会社にいてはいけない

優秀な人や、まともな人がどんどん会社を辞めていく場合、その会社には何かとてつもなく大きな問題があると考えていいです。

また、優秀な人がいなくなると仕事ができない人ばかりが会社に残りますし、まともな人がいなくなると常識的な考えができない人ばかりが会社に残ります。
そんな環境で働いていたら、いずれ限界を迎えてしまいます。

優秀な人、まともな人が次々に辞めるような会社にいてはいけません。
一刻も早くその職場から離れて新しい”まともな”環境に身を置いてください。

辞めさせてもらえない場合は退職代行がおすすめ

ただ、次々に人が辞めていく会社は、人手不足に深刻に悩んでいるため、そう簡単には辞めさせてくれません。

どうにか条件を出して引き止めてきたり、脅してきたり、「辞めたい」と言い出せないような雰囲気を作ったりして、社員の退職を食い止めようとするでしょう。

もし、危険を感じて早く会社を辞めたいけれど、どうにも辞めさせてもらえなさそうだと思ったら「退職代行」というサービスの利用を検討してみてください。
依頼者に代わり退職の意向を伝え、退職に関する手続きをサポートしてくれるサービスで、退職代行を利用すれば会社に行くことなく、しかも上司や上役と一切連絡を取らずに退職できます。

ぼんやりしていて、優秀な人やまともな人がどんどんいなくなり、気付いたら職場が泥沼のようになっていた、なんてことになる前に、早く見切りをつけてヤバイ会社から逃げだしてしまいましょう。

まとめ

  • 優秀な人やまともな人がどんどん辞めていく会社は異常
  • まず優秀な人に負担がかかり異常性き気づくのが早いために真っ先に辞めていく
  • 次々に退職者が出る会社を辞めさせてもらえない場合は退職代行がおすすめ