自分の仕事が底辺の仕事だと思っている人必見!底辺の仕事から抜け出す方法

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突然ですが、今の仕事に誇りや愛着を持っていますか?
ご自身の仕事を「底辺の仕事」だとか「ろくでもない仕事」だとか、そんな風に思っていませんか?

仕事に嫌気がさしたり、元々望んでいなかった仕事に就いたりした場合には、自分の仕事を底辺の仕事と思ってしまうこともあるかもしれません。

底辺の仕事とは、そもそもどんな仕事なのか、そこから抜け出すにはどうしたらいいのか、本記事で解説していきます。

そもそも底辺の仕事ってどんな仕事?底辺職の特徴

仕事に貴賤は無く、定義としての「底辺の仕事」はありません。
ただし、これはある意味で綺麗事です。

事実、仕事に「底辺」という言葉を使うことは間違っていますが、世の中の仕事には「キツイのに稼げない」や「稼げるけれど激務で精神的にもしんどい」といった様々な特徴があります。

そんな数ある仕事の中でも「底辺」と感じてしまうような大変な仕事があるのは事実です。
では、そんな「底辺の仕事」と思われがちな仕事はどんな仕事なのでしょうか。
その特徴を4つ挙げていきます。

1.給料が低い

「底辺の仕事」と思ってしまうような仕事は得てして給料が低い傾向にあります。
各都道府県で最低賃金が定められていますが、この最低ラインギリギリの給与で働かされている人は薄給の不満を抱えています。

サービス残業や時間外労働を入れると最低の時給すら支払われていない、そんな劣悪な環境で働いている人もいます。
仕事内容と給料が見合っていない、というのも不満が溜まる一因となっており、この不満が募ると「どうせ底辺の仕事だから」と卑屈になってしまうことがあります。

2.仕事内容が誰にでもできる単純作業

専門性が高い仕事は給料が高く、やりがいも感じられやすく、仕事そのものの価値も高いと自覚している人が多い傾向にあります。
逆に、誰でもできるような単純作業しかしないような仕事は、給料が安く、やりがいも感じられず、仕事そのものに価値を見いだせない人が多いです。

単純作業はおもしろさを感じづらく、つまらない、飽きる、必要とされているかんじがしない、自分でなくても良いと思う、代わりはいくらでもいる、といったネガティブな感情が湧きやすい特徴があります。

3.肉体労働で体力を消耗する

いわゆる「日雇い」で工事現場に赴いて働くなど、肉体労働で日給を受け取るという仕事も「底辺の仕事」と思われがちです。
激しく体力を消耗するにも関わらず給料は低く、危険も伴う現場での作業なので「自分なんかどうなったっていいんだ」という負の感情が湧いてしまう人もいるようです。

炎天下や極寒の中での労働となることもあり、非常に過酷な労働環境です。

4.キャリアアップができない

通常、仕事ではキャリアアップというものができ、長年勤めているうちに昇給したり昇進したりするものですが、底辺の仕事ではこれができません。

勤め始めた時の薄給からずっと昇給せず、ポジションも上がらず、これといったスキルも身に付かず、歳だけ取っていき転職も難しくなる……という悪循環に陥ります。

底辺の仕事から抜け出すための方法

もし、あなたがキツイ労働環境なのに薄給という底辺の仕事に就いていると自覚していて、この環境から早く抜け出したいと思っていたら、今すぐ行動してください。

転職を始めとする人生の方向転換は、早ければ早いほど成功しやすいからです。
日本では年齢が上がると転職や再就職が難しくなります。そのため、少しでも早く行動をおこすことを勧めます。

では、具体的に何をしたら良いのでしょうか。

1.スキルや知識を身に付ける

底辺の仕事の特徴に「誰にでもできる単純作業」というものを挙げました。
底辺の仕事から抜け出すためには、この逆の仕事に就くしかありません。
つまりは、専門性です。

誰にでもできる作業だから、価値が無いと見なされて給料が安くなるのです。
ということは、誰にでもできるものではない仕事、専門性の高い仕事に就けば、その分価値が上がり給料も上がります。

その専門性、つまりスキルや知識は、生まれながらにして備わっているようなものではありません。努力して、自ら身に付けるものです。

世の中には様々な資格があります。
給料が良い仕事を調べ、その仕事に就くために必要なスキルや知識を調べ、スクールに通ったり自分で勉強したりして身に付けられそうなものであれば、積極的に会得しましょう。

転職時の書類審査や面接で圧倒的に有利になります。

2.将来性がある仕事に転職する

底辺の仕事から抜け出すためには、当然別の仕事に就く必要があります。
しかし、ただ転職すれば良いというわけではありません。

底辺の仕事から、底辺の仕事に転職しても全く意味がないのです。

大切なのは、将来性がある仕事かどうかです。
将来給料が上がる見込みがあるのか、昇進してキャリアアップできる仕事なのかどうか、5年先、10年先、20年先まで見越して職探しをしましょう。

将来性のある仕事に転職するためには、それなりの強みを持っていないといけません。
その強みが、スキルや知識、経験となるため、自ら会得する必要があるのです。

3.職業訓練校などに通う

独学でスキルや知識を身に付けるのが難しい場合は、職業訓練校に通うのがおすすめです。
先生が丁寧に指導してくれますし、実践の機会も多いため、就労に必要なスキルや知識を着実に身に付けることができます。

ただし、職業訓練校は失業して仕事を探している人しか通うことができないため、ここに通うためにはまず自分が今就いている「底辺の仕事」を辞める必要があります。

ブラックな職場で退職が難しい時は退職代行の利用がおすすめ

底辺の仕事から抜け出すために、退職して職業訓練校に通い、スキルや知識を身に付けたい……そう思っても、なかなか退職できないという人もいるかもしれません。

底辺の仕事の特徴に当てはまる職場は、そのキツイ労働環境や就労条件から、常に人手が足りないところが多い傾向にあります。
そのため、退職したいと申し出ても、上司に認めてもらえず辞めさせてもらえないという「引き止め」にあうケースがあります。

このようなブラックな職場で退職したくてもできない、という場合には、退職代行の利用を検討してみてください。
退職の意向を職場に伝えてくれて、退職手続きのサポートもおこなってくれるサービスです。

会社と揉めることなくスムーズに退職できますし、即日退職にも対応していて、職場と連絡を取る必要もないため、スッパリ辞めたい方にはおすすめです。

まとめ

  • 底辺の仕事には給与が安い・キツイ・単純作業などの特徴がある
  • 底辺の仕事から抜け出すためには当然別の仕事に就くことが必要
  • ブラックな職場で退職したくてもできないという場合には退職代行の利用を検討