働きたくない理由と解決方
「働きたくない!!」
誰もが一度は思ったことではないでしょうか。
ただ働きたくない!休みを謳歌したい!もっと休みを!!
という気持ちになることもあれば、
今の仕事を辞めたい!会社に行きたくない!
という気持ちになることもあります。
働きたくない感情は、普通のものであり、至極当然のものです。
今回は、そんな「働きたくない」という気持ちが湧き出る理由と、それぞれの解決法を考えてみようと思います。
目次
働きたくないと感じる理由と解決法
働きたくない理由は人それぞれですが、代表するものを6つピックアップしました。
それぞれの理由に対する解決法も併せて紹介していますので、参考にしてみてください。
1.仕事そのものが苦痛
自分がやっている仕事そのものに苦痛を感じ「働きたくない」「仕事に行きたくない」と思ってしまうケースです。
営業職で、飛び込み営業や電話営業などで面識の無い人の元へ自社製品を売り込みに行くことが苦手、苦痛、嫌だ、となると、絶望的です。
ルーチンワークが嫌いなのに、食品加工工場で日がな一日ずっと同じ作業を繰り返すのは、その人にとっては苦痛以外の何物でもありません。
解決法
このように、仕事そのものが嫌で「働きたくない」と思っているならば、いっそ仕事を変えるのが良いでしょう。
お金のため、生活のため、家族のために仕方なく働いているという方もいらっしゃることでしょう。しかし、仕事そのものが「苦痛」となっているのは問題です。
苦痛を感じると、それが大きなストレスとなり、心身を蝕んでいきます。
うつ病などの心の病気にかかったり、自律神経失調症など体調を崩したりする前に転職することを勧めます。
2.仕事にやりがいを見出せない
仕事がつまらない、やりがいを感じない、という理由で「働きたくない」と感じる人もいます。
毎日同じことの繰り返しで刺激が無い、楽しくない、ワクワクしない、自分が何のために生きているのか分からない……そんなネガティブな気持ちが充満し、仕事に情熱を向けられない状態です。
解決法
仕事にやりがいを感じられず「働きたくない」と思っている人には、自分の中での仕事の位置づけについて見直してみることをお勧めします。
仕事は単純に生きるため(あるいは家族を養うため)のお金稼ぎという目的でやっているのか、それとも、仕事をするからにはやりがいのある仕事をして人生を輝かせたいのか、よく考えてみてください。
仕事は仕事、単なるお金稼ぎのツール、と割り切れれば、やりがいを感じられなくても続ける意味はあります。
しかし、仕事にやりがいを見出したいと願っている場合は、他の仕事を探すという選択肢を考えなければなりません。
仕事は仕事と割り切るけれど、やりがいが無いのはツライという方は、仕事以外のところに楽しみややりがいを探して、ライフワークバランスを取ってみてはいかがでしょうか。
趣味のために働いていると思えば張り合いが出てくるかもしれません。
3.人間関係で悩みを抱えている
「働きたくない」というよりは「仕事に行きたくない」という気持ちの方が強いかもしれませんが、職場での人間関係に悩んでいる方は仕事を憂鬱に感じます。
実際、退職理由のトップに君臨するのが「人間関係」です。
仕事内容や、就労条件、給料ややりがいよりも何よりも、人間関係が原因で職場を離れる人が多いのです。
解決法
人間関係問題の解決法は、自助努力ではどうにもならないことの方が多いです。
そのため、悩みの原因となっている人物から離れることが最良の改善策となります。
部署異動を願い出たり、転職を考えたり、上司や人事に相談して問題の人物と離れられないかかけあってみたり、とにかく悩みのタネになっている人物と距離を取るように模索してみてください。
4.単純にめんどくさい
「働くこと」そのものが面倒、という人もいます。
無精者で、何をやるにしても、いちいち「めんどくさい」と感じるタイプの人です。
「何をするにも」というほど極端でなくても、例えば通勤で満員電車に揺られるのが嫌、毎日スーツを着るのが嫌、早起きするのが面倒、など、出勤することを「面倒」と感じる人もいます。
解決法
働くことそのものが面倒、通勤が面倒、という方に紹介できる解決法は2つです。
1つは「諦めて働く」というものです。
仕事とは得てして面倒なものです。堅苦しさもありますし、辛いことや面倒なこと、沢山あります。お金を得るためには、それなりのことをしなければなりません。
面倒でも何でも、働かなければお金はもらえません。諦めて鞭打って働いてください。
もう1つは「自分に合った稼ぎ方を探す」というものです。
世の中には「楽な仕事」というものが確かに存在しています。
代表格で言えば「治験」や「試験監督」などが挙げられます。ただ寝ているだけ、ただ座っているだけで稼げる仕事と言われています。
ただ、治験はリスクを伴いますし、試験監督も座っているだけとはいえしっかり監督して不正などがあれば目ざとく指摘しなければなりません。
他にも動画クリエイターやアフィリエイター、トレーダーなど、いわゆる「会社に出勤」せずに稼げる仕事は色々あります。
何が面倒で、何が嫌なのか、よく見極めて自分に合った稼ぎ方を見つけて成功させることができれば、それが「働くのが面倒」という問題の解決になります。
5.他にやりたいことがある
仕事以外にやりたいことがあるため、仕事の時間が勿体ないと感じ「働きたくない」と思うケースもあります。
例えば、役者さんや小説家など、まだ売れる前の下積み時代に起こり得ることです。
演技の勉強をしたいけれど、食べていくためにバイトをしなければならない……
とにかく小説を書きたいけれど、家賃を払うために働かなければならない……
そんな葛藤を抱える夢追い人たちは大勢います。
夢追い人でなくても、趣味に時間を割きたいのに仕事のせいで十分に時間が取れないという人にも同じ葛藤があることでしょう。
解決法
やりたいことがあって、仕事がそれを邪魔しているため「働きたくない」と思ってしまう場合、挙げられる解決法としては、しっかりとライフワークバランスを取ることです。
仕事に費やす時間と、夢や趣味など「やりたいこと」に費やす時間のバランスをしっかりと取り、自分がやりたいことを存分にできるような環境を整えるために試行錯誤してみてください。
そのためには転職の必要があるかもしれません。シフト制ならばシフトを減らせば解決するかもしれません。時給が安くてシフトを減らせないならば割の良い仕事を探す必要があるかもしれません。
自分がどれだけ時間を確保したいのか、どれだけ稼がなければならないのか、改めて考えてみてください。
6.十分に休養できず疲れが溜まっている
多くの人が週休2日、もしくは週休1日で働いているため、休みの日の方が当然少なく「疲れ」を溜め込む人も少なくありません。
疲れが溜まっていると「働きたくない!もっと休みたい!」と思います。
日本にはバカンスなどの長期休暇も無いため、疲れをリフレッシュさせられる機会が少ないというのも一因です。
解決法
疲れが取り切れていない、抜けきっていない、という理由で「働きたくない」と思ってしまったら、いっそのこと休んでしまいましょう。
有給を取得してのんびり過ごしたり、少しまとまった休みを取得して疲れを癒したり、とにかくリフレッシュすることが大切です。
働きたくない!と思ったら・・・
「働きたくない!!」と思ったら、どう対処したら良いのか、改めてまとめてみます。
「働きたくないけれど、働かなければならない」と自分を納得させる方法と、環境を変える方法と、大きく2パターンに分けられます。
下記の「1」と「2」は自分を納得させる方法、「3」~「5」は環境を変える方法です。
1.何のために働いているのか考える
自分が一体何のために働いているのか考えてみましょう。
生きるため?家族のため?将来の夢を叶えるため?資金調達のため?
働く目的が明確に見えてきたら、働きたくないと思っても「働くしかない」ということに気付きます。
働く目的や理由が自分の中で納得できるものであれば、辛くても、しんどくても、働く意欲が少しだけ湧いてくるかもしれません。
2.仕事は仕事と割り切る
人は誰もが一度や二度「働きたくない!」と思うものです。
それでも働かなければならないのが人間であり、社会です。
働かなければお金は稼げず、お金が無ければ生きられません。
人間としてこの社会で生きていく上で、働くことからは逃れられません。
だったらいっそ「仕事は仕事」と割り切ってしまえば、諦めもつくかもしれません。
この「割り切り」ができない場合は、環境を変えていくしかありません。
3.合わない仕事は辞めて転職する
「働きたくない」と思う原因が仕事そのものであったり、職場環境であったり、自分に合わない働き方であったりする場合は、辞めて転職することで環境を変えましょう。
新しい環境に身を置けば仕事にやりがいや楽しさを見出して「働きたくない」とは思わなくなるかもしれません。
4.自分に合ったお金の稼ぎ方を模索する
そもそも働くことが嫌だという場合は、自分に合ったお金の稼ぎ方を模索してみてください。
「働かざる者食うべからず」とは昔から言われていますが、今は単純な労働だけがお金を得る手段ではありません。
投資や不動産運用、資産運用、株などで資産を増やすこともできますし、ブログや動画サイトなどで稼ぐこともできます。
ただ、成功するのはごく一部の人間であるということも忘れず、やみくもに手を出さないよう気を付けましょう。
5.結婚して扶養に入る
男女関係無く、結婚して扶養に入ってしまうのもひとつの手です。
イメージだと、女性が結婚して専業主婦になり扶養に入る、というのが一般的かもしれませんが、男性が専業主夫となっても良いのです。
ただ、ひとつ忘れてはならないことがあります。
家事も立派な「仕事」です。
お給料こそ発生しませんが、専業主婦、専業主夫は年収300万レベルの仕事をこなしているとも言われています。
炊事、掃除、洗濯、そして子宝を授かれば子育て、これら全てをこなすのは非常に大変です。
「働きたくない」という安直な理由だけでこの道を選ぶのはかなりリスキーだということを覚えておいてください。
環境を変える(=退職する)場合の心強い味方!退職代行
「働きたくない!」という思いから色々考えて、環境を変えようと決意して転職する場合、かならず通らなければならないのが「退職」です。
自分から退職の意向を伝えたり、退職手続きを進めたりすることが難しい、抵抗がある、精神的に厳しい、という方の強い味方が退職代行です。
会社と一切連絡を取らず、出勤することなく、最短即日で退職できる退職サポートサービスなので、スムーズに退職したいという方は利用を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 仕事そのものに苦痛を感じたり、仕事にやりがいを見出せない、人間関係がうまくいかない等の時に働きたくないという思いが発生する
- 働きたくないと思った時の対処法には大きく分けて自分を納得させる方法と環境を変える方法がある
- 退職代行は最短即日で退職できる退職サポートサービス